元外交官が教えるベトナム人と結婚する方法

旧称「サイゴンの色(しき)を好む」から名称変更。 外務省社会人採用からの文部科学省出向からのベトナム国ホーチミン市(サイゴン市)赴任。 英雄色を好むの色(いろ)を色(しき)と読み、日本の四季と違って年化を通じて安定した気候に恵まれたサイゴンの色(しき)を好む英雄の集まりに焦点を当てる。

カテゴリ: サイゴン生活

帰省に向けて荷造りが急ピッチで行われる。
Le Loi通りののんびりJICAの馬鹿工事とは雲泥の差の早さだ。
お土産だけで段ボール1個分にも上った。
ストリートチルドレン友の会の運び屋ボランティアという名の押し付けをされたらどうしようかとひやひやしたが、そもそも最近アオザイ会飲み会がなかったのでばれようもない。

蛇足ながら、ホーチミン82年会(HCM82駐妻会)と呼ばれる団体があり、これはアオザイ会になじめなかった人たちで反旗を翻して構成されているようだ。
そもそもアオザイ会というのは無職主婦の集まりであり、旦那の役職が高いと(会社が違えば役職では比較できないが、どうするんだろう?)その配偶者である無職主婦がいばっているという無意味な風習があるそうだ。
滑稽なのは対して仕事をしていない大使館、領事館勤務の夫を持つ無職主婦がいばっているらしい。逆じゃねえか。
それに嫌気がさした人たちでホーチミン市内にどんどん新しい団体を旗揚げしているようだ。

しかし、先日の東日クラブで領事館勤務の夫を持つ人のスピーチを聞いたが、特に威張っている様子もなかったので、「旦那の役職が高いという理由で無職主婦が威張る」はデマではないだろうか。
タイなどではそのような事例が多く報告されているが、少なくともベトナムではあまりないのかもしれない。
ただしこちらが外交官あがりであり、数年前から国連業務を担当しているということで俺に対して上から目線の人が現れにくいのかもしれない。
もし単なる一般人であったら、どうだろうか。

さて、妻が帰省のことを周りの人に話すことによる影響が懸念されたが、個人的な買い物を依頼されただけ、それも金は後払いではあるが払うようだ。
少なくとも、「これを日本に持っていってほしい」系はなかった。
まんまるで日本人学校帰り、日系企業御用達有銀行帰りの労働者とばったりあったがいずれも会釈程度で込み入った会話もなく、そこから情報がもれることもなかった。

ベトナムで働いていると、人事でも総務でもないのに、採用にかかわることが多い。
そもそも日本人の場合、20代等の未経験者を除き、管理者や指導者といった待遇で入社することが多い。
実態は何でも屋さんだ。

さて、採用において一番お金がかからないのは知り合いの紹介だが、それを待っていても人は集まらない。
そこで人材紹介会社を利用するわけだが、ホーチミンだけで数十社もあるそうだ。
そこで有名どころ3つに絞って利用したい。
誰もが知っているのはICONIC(アイコニック)、Navigos Search(ナビゴスサーチ、旧ベトナムワークスプラス)、KOSAIDO(廣済堂HRベトナム)の3つだろうか。
いずれも採用が決まったあとの支払いで、年収の2X%となっているが、この年収は13か月分であり、かつ、採用が決まった後にVAT10%を上乗せしてくるので、コミコミで一体いくらなのかを、事前に人材紹介会社の担当者と十分に確認しよう。

1. 廣済堂HRベトナム
宣伝上の金額:年収の20%(VAT別途請求)
実際の支払額:給与月額の2.86ヶ月分(VAT10%込み)
リスク回避:採用が決まったら全体の半額を払い、入社1か月後に残額を払う
担当者:日本人社員が応対。ナビゴスサーチになる前のベトナムワークスや、去年のアイコニックと同じぐらいの丁寧さ。

2. ナビゴスサーチ(旧ベトナムワークスプラス)
宣伝上の金額:年収の22%(VAT別途請求)
実際の支払額:給与月額の3.146ヶ月分(VAT10%込み)
リスク回避:採用が決まったら全体の半額を払い、入社1か月後に残額を払う
担当者:ベトナムワークス時代は日本人社員がわざわざ挨拶に来るほどだったが、今年になってナビゴスサーチに名称変更になってからベトナム人社員が担当になり、日本語でのやり取りが難しくなった。自社のベトナム人スタッフと対応させた方がスムーズ。

3. アイコニック
宣伝上の金額:年収の25%(VAT別途請求)
実際の支払額:給与月額の3.575ヶ月分(VAT10%込み)
リスク回避:採用が決まったら全額を払うが、2か月以内に退職した場合は在籍日数に応じて返金
担当者:去年まで日本人社員だったが、今年からベトナム人社員になった。ただしベトナム人社員は日本語がネイティブレベルであり、日本人社員と話しているのとほぼ同じ。

また、どの人材紹介会社でも、2ヶ月以内に退職した場合は、同等の人材を紹介してくれる。
彼らの専門用語でreplaceというらしいが、この保障のために高い紹介料を払っているようなものだ。
そもそも人材紹介会社は最初から能力の高い人材を紹介してくれたのに、受け入れ側が人材を使いこなすことができないと、短期退職となる。
なので、「次回はどうやったら短期退職を防げるか」を人材紹介会社の担当者と十分に話し合いを重ね、採用する側も紹介する側も相当に神経質になるので、結果としてreplaceで入社した人材は長く働いてくれることになる。

今回の話題は自分の結婚ではないので一般的な話題の分類とする。
以前、赴任したての人と知り合った。
ちょうどその時期は前職でのベテランも去り、いよいよ前職はやばいといううわさも流れ、俺もタイタニック号からのリアル脱出ゲームをしてた。
バイクを持っていけないので、その赴任したての人に譲渡することにした。
右も左もわからない人に$400で売るのが多いようだが、俺の場合はいつ壊れるかわからないので相場の半額で売ることにした。
当然、その人は喜んでいた。
幸い、バイクも問題なく動いていたようで、俺が悪者になることもなかった。

それから1年後。
なんと、その人がベトナム人と結婚することになった。
ベトナムでは日本人ばかりで固まるやつ、現地人と一緒に仲良しクラブに入る奴の2パターンに分かれる。
後者のグループには共通の知り合いも多いが、そのグループ間での結婚。
風のうわさで奥地にて結婚式をやったようだが、参加者には共通の知り合いが多かったため、あのときバイクを安く売っておいてよかった、というか法外な値段で売らなくて本当に良かったと思った。
実はその日本人と俺の妻とはFacebookで友達になっていたので、結婚式のことも知っているはずだ。
ただ、その日本人は女性であるため、変な疑いをかけられても困るのでバイクをその人に売ったことは妻にも言っていない。ただ、「日本人の友達に売った」だけ。嘘じゃないしね。
俺がバイクを安く売ったことはあまり噂に上らないとは思うが、うっかり高く売って、それでいてすぐ壊れたとなれば間違いなく噂になっていただろう。
仮にバイクが壊れたとしても、値段が値段なので俺のことを悪く言うやつはそうそういないはずだ。

一昔前までは、駐在員と現地採用という雇用区分が明確に分かれていて、待遇なども大きく違っていたようだが、少なくとも2014年ぐらいからはその差がなくなってきた。
駐在員案件よりも現地採用案件の方が給料が高いという場合もあった。
結局、一口に駐在員や現地採用と言ってもピンキリということもある。
駐在というと日本国内の転勤も含まれるので、言葉の定義としては「日本法人雇用」か、「ベトナム法人雇用」の違いということになる。
仮にいわゆる駐在員、つまり日本法人に雇用されて外国勤務となったはいいが、家賃は給与の中から払うという場合もある。
日本国内の駐在では引っ越し代と敷金礼金は会社負担だが、家賃を出すのは聞いたことがない。
家賃の2割にもならない「住宅手当」が支給されるぐらいか。
帰省費用については会社によって年1回出るところもあったぐらい。

そうなると、最近べとまるでやっていた駐在員と現地採用とさらに中間との座談会とやらもピントがずれているし、内容もいまさらと言ったものであった。

そもそも、雇用区分ではなく、どんな仕事をしているかでその人間を判断すべきだろう。
こういう業種、こういう職種、扱っている製品などで共通の話題がでれば盛り上がるし、専門分野の能力が高ければ尊敬される。

前回のエントリで、「なぜベトナム人配偶者のビザ申請に日本人配偶者が同行しなかったのか?」と疑問に思うかもしれない。
行ってもやることがない、逆にいかなくても支障はないというのもあるが、前回エントリのB面となる今回の話題。

実は先週末からのどが痛く、のどスプレーやトローチを使ったり、帰宅後はすぐ寝るなどしていた。
症状が軽微であれば、病院には行かないほうがいいと思ったからだ。
ところが3日後、症状は弱まることはなく、さらに就寝時にせきがでて起こされるほどになった。
こうなるとのどの痛み関係ない。病院へ行こう。
このため領事館への付き添いはしなかったというわけだ。

診察の結果、鼻中隔湾曲症なる病気らしい。
名前は聞きなれないが、実は日本人の9割が罹患しているという。
人によっては日常生活に支障ないレベルだったり、少し支障があったり、ひどい人だと手術が必要だという。
自分の場合は手術は必要ないようだ。

念のためにググるとこのようなページがあった。

手術経験者のブログ「結論を書いてしまうと、やらないほうがいい」
http://nakamurahiroki.com/2015/11/17/%E9%BC%BB%E4%B8%AD%E9%9A%94%E6%B9%BE%E6%9B%B2%E7%97%87%E3%81%AE%E6%89%8B%E8%A1%93%E3%80%80%E5%85%A5%E9%99%A2%EF%BC%91%EF%BC%86%EF%BC%92%E6%97%A5%E7%9B%AE/

鼻中隔湾曲症の手術を受けたことを激しく後悔しています。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13137037783

民間からベトナム赴任の場合は教育ブリーフィングがない。
ただし、これは自分が教師として働くためのものであり、自分に子供(もしいれば)がいて学校に通わせるためのブリーフィングではない。
とはいえ、ベトナム語を知るためには文化や法律を知ること、教育制度を知っておくべきだ。

ベトナムは日本と同じく小学校と中学校の合計9年間が義務教育である。
ただし小学校5年間、中学校4年間だ。

おそらくJICA教育ブリーフィングだとここまでだろう。
さて、自分に子供(もしいれば)がいて学校に通わせる場合だが、絶好の留学のチャンス。
インターナショナルスクールという手もあるが、無駄な金がかかるので、ナショナルスクールがいいだろう。
そして週末には日本人学校に通わせると、なんとベトナム語と日本語の両方で学べる。
平日に日本人学校で週末にナショナルスクールという方法はないようだ。
仮にあったとしても、平日の日本人学校の金が高いので、ナショナルの方がいい。
東京外大あたりの学生が交換留学とやらで高い金を払ってベトナムに来ているのを見ると、小中学校からその環境が格安で手に入るのであれば使わない手はないだろう。

なお、ナショナルスクールに子供を通わせられるのはベトナム人と結婚した人だけの特権だ。
このブログを見る人はタイトル通りベトナム人との結婚に興味がある人や、結婚した後のライフプランをあれこれ考えている人だろうから問題はないだろう。

協力隊もそうだが、ベトナムでインターンシップや現地採用に新卒で来る人が散見される。
もともと外国での仕事は、日本での仕事を通じて身に着けた技術や経験を途上国に伝えるというのが骨子だが、「途上国での経験を積む」という主従逆転の考え方をしている人がいるようだ。
日本での勤務経験が外国で役に立つことはあるが、逆はありえない。
時々、「新卒でベトナムの現地採用になりました」となぜか自信満々でいう人がいるが、かわいそうだと思う。
もう来てしまったので何も言わないが、もし自分とすごく仲のいい人が「私は今大学3年生で、卒業後は新卒でベトナムの現地採用に行こうと思いますが、どうでしょうか?」と聞いてきたら、全力で止める。
来ても何にもできないし、日本に帰ってももっと何もできなくなる。
模範解答は、「日本で3~10年サラリーマンをやって、世界中どこに行っても通用する技術が身に着いてからの方がいい」だろうか。
仮にうっかり新卒でベトナムに来てしまっても、速攻で日本に帰ってその辺の会社でサラリーマンをやっていれば数年後に外国で働くチャンスはある。

新卒で来ているようなのは確かにうざいが、自分の会社に入ってこない限りは金銭的な被害はない。
むしろ、転職市場においてプラスとさえなりうる。
もともと外国での転職はある程度の経験者に限定されるので応募者間での激しい競争があった。
が、新卒で何もできないゴミ人材がたくさん応募してくるようになると、10年ぐらい経験があるというだけで上位に入ることができる。
結果として採用されやすいというわけだ。
また、経験者の応募がない場合、企業側もしょうがないから苦肉の策でその未経験者を雇うことになる。
この場合、企業側のリスクヘッジとして給与はかなり安く抑えざるを得ない。
そうなると企業側にとっても薄給で働く労働者側にとってもメリットはない。
金額が安いという理由だけで雇われているだけだ。
まだ金がでるだけましな方で、インターンシップと称し無給でこき使う会社もある。
頭の悪い大学生から順に騙されていっている格好だ。

おいしいところを持っていけるのは日本でサラリーマンを10年ぐらいやっていた人たちだろう。
企業側からすれば珍しい経験者。
労働者側から見ても日本以上の給与が支給される。まさにwin-winである。
他の日本人が優秀なのばかりだとどうしても比較されるが、現在のように能力のないやつがあふれていると、多少能力があれば上位に入れるのでベトナムブームで頭の悪い若者が来ているのはかえってラッキーと考えることもできる。
ただし、現地採用は待遇があまりよくはないため、折を見て日本採用への切り替えを行うことが重要なファクターとなる。
日本採用への切り替えは制度的には難しくはない。
ただ、そのことを知らない人間が多いようで、「現地採用から日本採用になった」というと、ベトナム在住10年以上の人でもびっくりすることがある。
情報を制する者が世界を制する。

エレベータに1区の新築マンションの広告が多い。
値段は2,000,000,000VND(9,870,000円、987万円)ぐらい。
これまで日本で働いてきたときの貯金プラス援助も含めれば一括で買える金額だ。
1戸建ても考えたが、警備員が24時間いる点でマンションの方が安全だし、共有スペースで遊ぶこともできる。

早速不動産を内覧し、川沿いのマンションに決めた。
エレベータの待ち時間が比較的短いのが決め手になった。
また、1回にショッピングセンターがあり、買い物にも便利。

今回の内覧では30階建てタワーマンションにもいき、眺めは圧巻であったが、エレベータの故障率の高さや、正常時でも遅かったり、エレベータホール自体が無人で暗かったりなどの懸念事項もあったので当初の物件に住むことになった。

ホーチミン赴任になったら、まずは国際と名の付く団体ということで、JICAと国際交流基金ははまず押さえた。
JICA所長からは飲み会をするときは声をかけると言い、国際交流基金は日本語パートナーズが現地になれた段階でストリートチルドレン友の会の就業体験に絡めて日本のビジネスマナー指導をするとのことだった。

いよいよ次は国連である。
こっちはもう単刀直入に国際開発の案件を押さえる。
受注額は1億円以上。
他の日系企業がしり込みしてしまう分野でも、臆せず突き進んでいくのがベトナム流。

ストリートチルドレン友の会(英語名FRIENDS FOR STREET CHILDREN、略称FFSC)にかかわった人なら、一時帰国の際に運び屋ボランティアになってほしいと言われたことだろう。
ブツは麻薬など警察の世話になるようなものではなく、何かの施設で作った日用品など違法性のないものだが、ボランティアというぐらいだから荷物が増えてもその費用がストリートチルドレン友の会から支払われるのか、一時帰国する本人が支払うのかはもめる原因となる。

現在妊娠しているので運べる荷物の量は普段の半分以下だ。
分別のある人であれば妊娠を理由にすれば何も言ってこないとは思うが、世の中まともな人間だけはない。
妊娠していてもお前は大丈夫だろうなどと無理やり運び屋ただ働きを強制させられないとも限らない。

頼まれたら断るのが苦手な人、あるいは断っているのにしつこく言い下がられた場合のリスクを考え、そもそも一時帰国の予定は言わない、つい口が滑ってしまうという向きは一時帰国の数か月前からストリートチルドレン友の会に近づかないいった自衛策が有効だろう。

その辺を歩いていてばったり会わないか?
それはないが、リスクとしてはアオザイ会の飲み会で会う可能性はあるだろう。
幸い次のアオザイ会の飲み会より先に一時帰国があれば、ホーチミンに戻ってきてから「実は先月一時帰国していた」と言っても後の祭り。過去にさかのぼって押し付けることはできない。

嘘から出たまこと、日本校の教採となった。
教育業界は総じて正職員よりも非常勤職員の方が待遇がいい。
普段は定職を持ち、その他の時間で学校で教えるのがいいようだ。
場所はマラ大の近く、スルーした橋を渡ると以外にも開けた道路となっており、なぜか監視カメラが連なる。
悪趣味な壁広告を突き進むと台湾校の看板が。
はて?日本校は台湾校の手前にあったはずだが?
Uターンすると、まったくもって目立たない日本校。
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先日のホテルニッコーサイゴン倒産騒ぎもそうだが、実は路地裏の目だないところに追いやられており反対側から行かないと見えないほどの奥まったところにある。文字通りこっそり堂。
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威風堂々としたシティホテルではなく、不倫相手とこっそり行くラブホテルのようだ。

さて、このホーチミン日本人学校前の道路だが、バイクが1台も走っていない。
本当にホーチミン市かと疑うような立地だ。
これだったら近くに住んでいる生徒なら歩いて来れる。
現地採用など地に足をつけてしっかりと生きている人はクレセントモールの近くなどの落ち着いた場所に住むといい。

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店員の怒号と食後の腹痛でおなじみ田所商店が一周年記念で20,000VNDになるとベッターに書いてあった。
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この田所商店、知人によるとブンブンブンハエが飛ぶらしいのだが、果たして1年経って多少はまともになっているのだろうか。
行くと、いつも誰もいないはずの店前に人だかりができている。
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普段なら絶対来ないような家族連れなどもいる。
日本人学校の生徒とその保護者もいる。
どうしても外交関係だと日本人補習校の先生のバイトの口もあり、日本人学校の生徒や保護者と顔見知りということも多い。
日本人補習校の校長先生は社長なのでみんな知ってたり。
バイトは土曜日なので受験指導に定評のある人は結構やっている。
俺は遠いからスポット的に1度だけ先生バイトをしたが、かなり割はいい。
生徒の保護者と直接知り合いなら即採用されるし、日本人の小中学生と話す機会はあまりないので面白い。

さて、見まわしたところJICA、国際交流基金、JVCC、領事館連中の顔はなかった。
やはり民間と違い田所休暇はなかったのか。
と思ったら、ロシア出産でホーチミンの在留邦人の間で超有名なさかもとさんがカウンターに陣取っていた。
旦那さんの姿はなかったので、領事館をさぼることができなかったようだ。
アオザイ会のバザー以来、こんなところで有名人に会えるとは。
なお、アオザイ会のバザーよりも田所商店の方がはるかに混んでいた。

さて、1時間ほど待つ羽目になるのだが、口約束をしていた友人が来た。
たしかにこの日一緒に行こうぜと言っていたが、仕事もあるので確約はしていなかった。
有言実行の友達を持ってうれしく思う。
さすがに一人だとあの待ち時間は耐えられなかっただろう。

幸い晴れていたし、友達がきて話しながらだったので1時間待ちはあまり苦にならない。
そういえば俺のブログで友達なんて言葉が出たのは初めてではないだろうか。

なお、どこぞのカメラマン(性別は女だが)が「後ろ姿で結構ですので写真を撮らせてください」さらには店内の写真を望遠鏡なみのでかいカメラで取ろうとして店員に断られて逃走している姿もあった。
客は腐るほどいるので、「謝礼金を払うので適当に写真を撮っておいてください」といえば手間もかからないのだが、こういうところで仕事ができるできないがわかってしまう。
さもなければ、自分が客として食事をすれば店側もむげにはできないだろう。
金を落とさず写真だけ取りたいというのは言ってみれば入場料払わずにディズニーに入るようなものだろう。

入店すると注文後すぐラーメンが来た。
20,000VNDに見合った具材、味であった。
普段の値段がいくらかは知らないが。
ラーメンは一人一杯だけ注文できる。
そういう制限を設けないと一人で5杯ぐらい注文してあっという間になくなってしまうのだろう。
それぐらいの量であった。
混雑はしていたが相席はなかった。
でかいテーブルに少人数の客ということで恐縮であるが、待ち時間はあっても入店したからには落ち着いて食べてほしいということであろう。
退店時にくじ引きがあり、お菓子などがもらえる。

さて、今回の印象だが、ホーチミンの日本人社会の縮図という気がした。
おそらく圧倒的な金持ちはこのレベルの安売りに飛びつかないので来ないのだが、逆に新卒やインターン連中、なんだかよくわからない不法滞在レベルもいない。
これはベッターを読んでいないということなのか?
その中間、一応所帯をもって旦那さん、奥さん、10歳以下の子供による家族連れ、なんとなく会社員っぽい集まり、仕事帰りの単身者、老夫婦、などなど。
日本人女性で会社員っぽいのはまだましだが、そうでないのは卑屈で陰険な表情をしているのが多い。
日本人男性は総じて元気。
ホーチミンは良くも悪くも日本人が多い。
周りを見ると、自分より高い給料をもらっているのではないかと思っても、ラーメン一杯20,000VNDにディズニーのごとく並ぶ時点で所得はどんぐりの背比べ。
他人の給与明細を見ることはできない。
しかし、どんな店で食事をしているのかは給与明細を映す鏡。
同じ店に来ている時点で、まあ同じぐらいの経済力ということになる。
よほど仲がいい人でない限りお互いの給与額なんて聞かないし、仮に聞いたとしても(税金の補助が)年間一千万円とか答えてる。
国が払う額なんで嘘じゃないな。

そう思うと、今回の田所商店大安売りは、単にラーメンを安く食えたということにとどまらず、何か実践的な経済学、そしてホーチミンの日本人による人間模様、仕事ぶりを学ぶことができる有意義な機会であった。

飛行機に乗るまではだいぶ期間があるが、何となく気になってベトナム航空のサイトにアクセスしてみた。
が、これが見てよかったというか、見なかったら大変なことになっていた。
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未確定のフライト
予約をしたフライトのうち少なくとも1便が未確定です。ご利用可能なオプションを確認するには弊社にお問い合わせください。

この区間のフライトのスケジュールが変更(出発また到着時刻)になりました。弊社までご連絡の上、内容をご確認ください。

運賃規則
お客様のご旅程に関する運賃規則の取得で問題が生じました。 航空会社にお電話にてお問い合わせください。
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なんだこれは?
良くわからないが、ほおっておくと飛行機に乗れない可能性もある。
しかし、出発前日(事実上当日)のチェックインの時に気がついたらいったいどうなっていたのか。

日本に住むベトナム人、Lê Thị Nhật Linhさん9歳を殺害した松戸市立六実第二小学校のPTA会長Shibuya Yasumasa(澁谷恭正)46歳が捕まった。
大使の梅田邦夫さんが被害者の実家に謝りに行ったそうだ。
梅田君謝罪したね
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この犯人の子供は ひりゅうくんとあやかちゃん。
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名前を出したことを謝るぐらいならわざわざこんな大きな字で名前書かなくても・・・
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毎日日本食レストランに行ったり、現地で携帯電話やPC等の高価な電化製品を買わなければ、理論上毎月10万円は貯金できる。
賞与も貯金に回せば年間130万円となる。
ベトナムで家を買うには2,000,000,000vnd、日本円で約9,700,000円が必要だ。
9,700,000 ÷ 1,300,000 ≒ 7.5
となるので、8年間頑張って貯金して将来に備えたい。

さて、携帯電話やPC等は壊れたり盗まれたりしない限り買い替えの必要はないが、食べ物ばかりは合う合わないもあり、やはり日本食レストランに行くことはゼロにはできない。
とはいえこれを週1にしたり、隔週にするなどして極力無駄な金を抑えたい。
というのも、日本食レストランの場合
1. 高いのにまずい
2. 高いけどうまい
の二通りだ。
対して現地向けの場合
1. 安いけどうまい
2. 安いだけでまずい
があり、狙うはもちろん1となる。

昨日ホーチミンIT飲み会というイベントがあり行こうと思っていたが、あいにくと歯医者の予約があり参加を見合わせた。
が、歯医者に行くと、まだ部品が出来上がっていないと言われる。
「明日また来てくれるかな?」
「いいわけねーだろ!」
これだったらホーチミンIT飲み会行けたべや。

なお、ホーチミンIT飲み会でググっても個人のブログが出てこない。
主催者の勧誘はあるんだけど。

今日のNHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/vi/news/201704141604_vi_01/
上記リンクは24時間後に無効になるので、本文を貼る。
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Thứ Sáu, ngày 14 tháng 4 14:08
Cảnh sát sẽ thẩm vấn nghi phạm trong vụ sát hại bé Nhật Linh
Cảnh sát tỉnh Chiba, gần Tokyo, đã bắt giữ một người đàn ông do bị tình nghi đã vứt bỏ thi thể bé Lê Thị Nhật Linh, người Việt Nam, hồi tháng trước. Nghi phạm là hội trưởng hội phụ huynh học sinh tại trường tiểu học của cô bé.
Thi thể bé Nhật Linh, 9 tuổi, sống tại thành phố Matsudo, đã được phát hiện trong đám cỏ gần một kênh thoát nước ở thành phố Abiko bên cạnh hôm 26/3. Cô bé được phát hiện trong tình trạng không có quần áo trên người.
Sáng thứ Sáu, cảnh sát đã bắt giữ Shibuya Yasumasa, 46 tuổi, sống tại thành phố Matsudo. Người này được cho là làm nghề kinh doanh bất động sản.
Các nhà điều tra cho biết kết quả giám định mẫu ADN tại hiện trường hoàn toàn trùng khớp với ADN của nghi phạm.
Theo ủy ban giáo dục thành phố và các nguồn tin khác, Shibuya là hội trưởng hội các phụ huynh học sinh trường bé Nhật Linh, đồng thời là thành viên nhóm tình nguyện phụ trách đảm bảo an toàn cho các em học sinh đi học.
Bé Nhật Linh mất tích sau khi rời nhà đi học hôm 24/3. Thi thể của bé được phát hiện 2 ngày sau đó.
Cặp sách và quần áo được cho là của bé Linh đã được tìm thấy bên bờ sông Tone, cách nơi tìm thấy thi thể cô bé 20 km.
Cảnh sát dự kiến sẽ thẩm vấn Shibuya với nghi vấn giết người.
Một phụ nữ 75 tuổi sống gần nhà nghi phạm bày tỏ rằng bà thấy sốc khi nghe rằng một cư dân trong khu vực có liên quan đến vụ án này.
Một người đàn ông có con học cùng lớp với bé Linh thì nói ông sửng sốt khi nghe tin người bị bắt là hội trưởng hội phụ huynh. Ông nói thêm rằng chắc hẳn bé Nhật Linh biết nghi phạm.
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日本に住むベトナム人、Lê Thị Nhật Linhさん9歳を殺害した松戸市立六実第二小学校のPTA会長Shibuya Yasumasa(澁谷恭正)46歳が捕まった。
この犯人の子供は ひりゅうくんとあやかちゃん。
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また、同じくNHKニュースでは被害者の父親Lê Anh Hàoさんへインタビューをしていた。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/vi/news/201704141604_vi_02/
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Thứ Sáu, ngày 14 tháng 4 14:08
Bố bé Nhật Linh: Tôi chỉ muốn con gái tôi sống lại
Anh Lê Anh Hào, bố của bé Lê Thị Nhật Linh, đã trả lời phỏng vấn của Đài NHK qua điện thoại sau khi nghi phạm trong vụ sát hại con gái anh bị bắt. Anh Hào hiện đang ở Hải Phòng, Việt Nam.
Anh Hảo trả lời phỏng vấn bằng tiếng Nhật. Anh nói khi nghe cảnh sát thông báo về việc bắt giữ nghi phạm, anh nghĩ điều đó thật tốt, tuy nhiên không chắc liệu người bị bắt có phải là hung thủ thật sự hay không.
Nghi phạm là thành viên nhóm tình nguyện giám sát các em học sinh trên đường đi học. Tuy nhiên, anh Hào nói anh không biết người này, thậm chí không nhớ mặt người này.
Anh Hào chia sẻ, nghi phạm là tình nguyện viên đảm bảo sự an toàn cho học sinh, vậy thì làm sao cộng đồng có thể bảo vệ được con gái anh. Anh nói điều đó không thể ngờ được và thật đáng sợ.
Anh Hào nói việc mất đi con gái là nỗi đau khủng khiếp. Anh nhắc đi nhắc lại rằng anh chỉ muốn con gái anh sống lại.
Anh Hào cũng cho phóng viên biết anh sẽ quay lại Nhật Bản vào Chủ Nhật để gặp cảnh sát.
Anh nói thêm anh cảm thấy lo sợ khi quay lại, nhưng đó là điều anh phải làm.
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残業が多く、連日9時や10時まで続いた。
夜7時以降だか8時以降まで残業する場合は弁当が会社支給となるので、毎日ファミリーマートの弁当。
ホーチミン市にはいたるところにファミリーマートがある。
逆にセブンイレブン、ローソン、デイリーヤマザキは見当たらない。
最初は、毎日夕飯がただ飯でラッキー!と思っていた。
が、1か月後にのどや頭や腹が痛くなったり、結果的に病院送りに。
ファミリーマートを食べて、病院へ行こう。

ネットで検索すると、「コンビニ弁当は死を早める」などのページがあり、さもありなんと思った。
http://macrobiotic-daisuki.jp/tenkabutsu-convenience-1808.html
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2-1.コンビニ弁当を食べ続けた豚が死んだ。
西日本新聞社発行のブックレット「食卓の向こう側」によれば、福岡県内の養豚農家で、あるコンビニの弁当やおにぎりを母豚に毎日3キロずつ与えたところ、奇形や死産が相次いでいたことが分った。具体的なコンビニ名を報道しないことについて同社は、「公表するとパニックになる」と説明した。
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コンビニの廃棄食品をただでもらって家畜のえさにするとあの世送りになる。
「おめだずが、彼女を、死(す)に、追いやったんだ!」というトリックの登場人物のセリフが思い出される。
雑食動物の豚でさえ死ぬのだから、人間がコンビニの弁当やおにぎりを毎日3キロずつ食べたらただでは済まないことが西日本新聞の体を張った実験で明らかにされる。

グリコ森永事件で、「グリコを食べて病院に行こう。グリコを食べてあの世へ行こう。」と犯人は煽った。
ベトナム在留邦人にとっては「ファミマを食べて病院に行こう。ファミマを食べてあの世へ行こう。」

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