ジャパンカフェで手巻きずが食べられるとネット上で噂になっていたので行ってみた。
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場所が大変分かりにくい。住所表記は上記の通りだが、目的地の地番が奥に引っ込んでいるため実質Hemである。
しかも当日は大雨で視界が悪く、どこまでもまっすぐに進んで同じ所をぐるぐる廻って 星もない暗闇でさまよう二人がうたう歌。
やっと店の前まで来たが、店員が「バイクを向こうに置け」のようなジェスチャーをしている。
向こうってどこだ?
見ると、大通りの、しかも反対側を指している。
そんな遥か彼方にバイクおいて、河童もおいて濡れながらくんの?
唖然としていると、その対応に怒ったベトナム人たちが続々と帰り始めた。
その数数十人。
でも、これが逆に良かったみたい。
本来の申し込み人数に対して実際の入店者は極めて少なく店内はガラガラ。
食べきれないぐらいの量を食べることができた。
なお、店員が店の前にいたのはわずか数十秒だったので、怒って帰らなかったら苦も無く駐車できた。
費用は100,000VND。
食材はサーモン、マグロ、ツナなど。
巻くのは自分で行うけど、腹いっぱい食べられたのでコストパフォーマンスは良かった。
あいにくの悪天候ではあったが、むしろ災い転じて福となす。
もし昼間のイベントで、快晴であり、立地もよかったなら、「人が多すぎて、値段の割に食べる量がほとんどなかった」となっていたかもしれない。
さらに路地裏ではなく、タクシーが通れる幅の道路に面した場所であれば、家族づれとかが退去して押し寄せたに違いない。
そう考えると天候や場所が悪かったからこそ得をしたともいえる。

交流会系のイベントはタクシーが通れる幅の道路に面した場所で。
食べ放題系のイベントはタクシーが通れない細い路地裏で。
イベントの場所で参加するしないを決める。
これがサイゴン生活を楽しむための秘訣だろう。