ストリートチルドレン友の会(英語名FRIENDS FOR STREET CHILDREN、略称FFSC)にかかわった人なら、一時帰国の際に運び屋ボランティアになってほしいと言われたことだろう。
ブツは麻薬など警察の世話になるようなものではなく、何かの施設で作った日用品など違法性のないものだが、ボランティアというぐらいだから荷物が増えてもその費用がストリートチルドレン友の会から支払われるのか、一時帰国する本人が支払うのかはもめる原因となる。

現在妊娠しているので運べる荷物の量は普段の半分以下だ。
分別のある人であれば妊娠を理由にすれば何も言ってこないとは思うが、世の中まともな人間だけはない。
妊娠していてもお前は大丈夫だろうなどと無理やり運び屋ただ働きを強制させられないとも限らない。

頼まれたら断るのが苦手な人、あるいは断っているのにしつこく言い下がられた場合のリスクを考え、そもそも一時帰国の予定は言わない、つい口が滑ってしまうという向きは一時帰国の数か月前からストリートチルドレン友の会に近づかないいった自衛策が有効だろう。

その辺を歩いていてばったり会わないか?
それはないが、リスクとしてはアオザイ会の飲み会で会う可能性はあるだろう。
幸い次のアオザイ会の飲み会より先に一時帰国があれば、ホーチミンに戻ってきてから「実は先月一時帰国していた」と言っても後の祭り。過去にさかのぼって押し付けることはできない。