外務省公式HPによると「JICAボランティアは外交官」と書かれている。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/seinen.html

さて、このJICAボランティアとは、いわゆる青年海外協力隊である。
条件としてはTOEIC330点以上。
えっ?そんなに簡単なの?と思うかもしれない。
これはあくまでも最低条件だから、仮にTOEIC990点の応募者と330点の応募者がいたら、どっちが採用されるか?と考えればわかるだろう。
逆に、応募枠に対して応募者が少ない場合、つまり定員割れであれば最低の330点でも合格の可能性があるということだ。

職種としては勤務年数や資格が要求される看護師、理学療法士、コンピュータ技術、水質管理などは競争率が低く定員割れしているためTOEICの点数は低くても構わない。
逆に、誰でも応募できる村落開発普及員(現・コミュニティ開発)、青少年、理数科教師(現・理科教師および数学教師)は30名の募集枠に900名が応募するなど、東大現役合格よりも高い競争率だ。
実際、村落開発普及員(現・コミュニティ開発)で受かった奴らは東大、早稲田、慶応など偏差値の高い大学を卒業していた。
これはべつに出身校で差別しているということではなく、偏差値の高い大学を卒業していれば当然筆記試験の点数も高いことが予想される。
逆に、出身校の偏差値が高くない人でもその辺の会社で10年くらい勤めれば専門性は非常に高くなるので、勤務経験5年以上などの競争率の低い職種に応募できる。
競争率の低い職種に応募した時点で合格は決まったようなものだ。

合格すれば東京で技術補完研修、二本松で語学訓練(実際には語学以外の退屈な講義もある)。