元外交官が教えるベトナム人と結婚する方法

旧称「サイゴンの色(しき)を好む」から名称変更。 外務省社会人採用からの文部科学省出向からのベトナム国ホーチミン市(サイゴン市)赴任。 英雄色を好むの色(いろ)を色(しき)と読み、日本の四季と違って年化を通じて安定した気候に恵まれたサイゴンの色(しき)を好む英雄の集まりに焦点を当てる。

ホーチミン赴任になったら、まずは国際と名の付く団体ということで、JICAと国際交流基金ははまず押さえた。
JICA所長からは飲み会をするときは声をかけると言い、国際交流基金は日本語パートナーズが現地になれた段階でストリートチルドレン友の会の就業体験に絡めて日本のビジネスマナー指導をするとのことだった。

いよいよ次は国連である。
こっちはもう単刀直入に国際開発の案件を押さえる。
受注額は1億円以上。
他の日系企業がしり込みしてしまう分野でも、臆せず突き進んでいくのがベトナム流。

ストリートチルドレン友の会(英語名FRIENDS FOR STREET CHILDREN、略称FFSC)にかかわった人なら、一時帰国の際に運び屋ボランティアになってほしいと言われたことだろう。
ブツは麻薬など警察の世話になるようなものではなく、何かの施設で作った日用品など違法性のないものだが、ボランティアというぐらいだから荷物が増えてもその費用がストリートチルドレン友の会から支払われるのか、一時帰国する本人が支払うのかはもめる原因となる。

現在妊娠しているので運べる荷物の量は普段の半分以下だ。
分別のある人であれば妊娠を理由にすれば何も言ってこないとは思うが、世の中まともな人間だけはない。
妊娠していてもお前は大丈夫だろうなどと無理やり運び屋ただ働きを強制させられないとも限らない。

頼まれたら断るのが苦手な人、あるいは断っているのにしつこく言い下がられた場合のリスクを考え、そもそも一時帰国の予定は言わない、つい口が滑ってしまうという向きは一時帰国の数か月前からストリートチルドレン友の会に近づかないいった自衛策が有効だろう。

その辺を歩いていてばったり会わないか?
それはないが、リスクとしてはアオザイ会の飲み会で会う可能性はあるだろう。
幸い次のアオザイ会の飲み会より先に一時帰国があれば、ホーチミンに戻ってきてから「実は先月一時帰国していた」と言っても後の祭り。過去にさかのぼって押し付けることはできない。

嘘から出たまこと、日本校の教採となった。
教育業界は総じて正職員よりも非常勤職員の方が待遇がいい。
普段は定職を持ち、その他の時間で学校で教えるのがいいようだ。
場所はマラ大の近く、スルーした橋を渡ると以外にも開けた道路となっており、なぜか監視カメラが連なる。
悪趣味な壁広告を突き進むと台湾校の看板が。
はて?日本校は台湾校の手前にあったはずだが?
Uターンすると、まったくもって目立たない日本校。
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先日のホテルニッコーサイゴン倒産騒ぎもそうだが、実は路地裏の目だないところに追いやられており反対側から行かないと見えないほどの奥まったところにある。文字通りこっそり堂。
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威風堂々としたシティホテルではなく、不倫相手とこっそり行くラブホテルのようだ。

さて、このホーチミン日本人学校前の道路だが、バイクが1台も走っていない。
本当にホーチミン市かと疑うような立地だ。
これだったら近くに住んでいる生徒なら歩いて来れる。
現地採用など地に足をつけてしっかりと生きている人はクレセントモールの近くなどの落ち着いた場所に住むといい。

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店員の怒号と食後の腹痛でおなじみ田所商店が一周年記念で20,000VNDになるとベッターに書いてあった。
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この田所商店、知人によるとブンブンブンハエが飛ぶらしいのだが、果たして1年経って多少はまともになっているのだろうか。
行くと、いつも誰もいないはずの店前に人だかりができている。
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普段なら絶対来ないような家族連れなどもいる。
日本人学校の生徒とその保護者もいる。
どうしても外交関係だと日本人補習校の先生のバイトの口もあり、日本人学校の生徒や保護者と顔見知りということも多い。
日本人補習校の校長先生は社長なのでみんな知ってたり。
バイトは土曜日なので受験指導に定評のある人は結構やっている。
俺は遠いからスポット的に1度だけ先生バイトをしたが、かなり割はいい。
生徒の保護者と直接知り合いなら即採用されるし、日本人の小中学生と話す機会はあまりないので面白い。

さて、見まわしたところJICA、国際交流基金、JVCC、領事館連中の顔はなかった。
やはり民間と違い田所休暇はなかったのか。
と思ったら、ロシア出産でホーチミンの在留邦人の間で超有名なさかもとさんがカウンターに陣取っていた。
旦那さんの姿はなかったので、領事館をさぼることができなかったようだ。
アオザイ会のバザー以来、こんなところで有名人に会えるとは。
なお、アオザイ会のバザーよりも田所商店の方がはるかに混んでいた。

さて、1時間ほど待つ羽目になるのだが、口約束をしていた友人が来た。
たしかにこの日一緒に行こうぜと言っていたが、仕事もあるので確約はしていなかった。
有言実行の友達を持ってうれしく思う。
さすがに一人だとあの待ち時間は耐えられなかっただろう。

幸い晴れていたし、友達がきて話しながらだったので1時間待ちはあまり苦にならない。
そういえば俺のブログで友達なんて言葉が出たのは初めてではないだろうか。

なお、どこぞのカメラマン(性別は女だが)が「後ろ姿で結構ですので写真を撮らせてください」さらには店内の写真を望遠鏡なみのでかいカメラで取ろうとして店員に断られて逃走している姿もあった。
客は腐るほどいるので、「謝礼金を払うので適当に写真を撮っておいてください」といえば手間もかからないのだが、こういうところで仕事ができるできないがわかってしまう。
さもなければ、自分が客として食事をすれば店側もむげにはできないだろう。
金を落とさず写真だけ取りたいというのは言ってみれば入場料払わずにディズニーに入るようなものだろう。

入店すると注文後すぐラーメンが来た。
20,000VNDに見合った具材、味であった。
普段の値段がいくらかは知らないが。
ラーメンは一人一杯だけ注文できる。
そういう制限を設けないと一人で5杯ぐらい注文してあっという間になくなってしまうのだろう。
それぐらいの量であった。
混雑はしていたが相席はなかった。
でかいテーブルに少人数の客ということで恐縮であるが、待ち時間はあっても入店したからには落ち着いて食べてほしいということであろう。
退店時にくじ引きがあり、お菓子などがもらえる。

さて、今回の印象だが、ホーチミンの日本人社会の縮図という気がした。
おそらく圧倒的な金持ちはこのレベルの安売りに飛びつかないので来ないのだが、逆に新卒やインターン連中、なんだかよくわからない不法滞在レベルもいない。
これはベッターを読んでいないということなのか?
その中間、一応所帯をもって旦那さん、奥さん、10歳以下の子供による家族連れ、なんとなく会社員っぽい集まり、仕事帰りの単身者、老夫婦、などなど。
日本人女性で会社員っぽいのはまだましだが、そうでないのは卑屈で陰険な表情をしているのが多い。
日本人男性は総じて元気。
ホーチミンは良くも悪くも日本人が多い。
周りを見ると、自分より高い給料をもらっているのではないかと思っても、ラーメン一杯20,000VNDにディズニーのごとく並ぶ時点で所得はどんぐりの背比べ。
他人の給与明細を見ることはできない。
しかし、どんな店で食事をしているのかは給与明細を映す鏡。
同じ店に来ている時点で、まあ同じぐらいの経済力ということになる。
よほど仲がいい人でない限りお互いの給与額なんて聞かないし、仮に聞いたとしても(税金の補助が)年間一千万円とか答えてる。
国が払う額なんで嘘じゃないな。

そう思うと、今回の田所商店大安売りは、単にラーメンを安く食えたということにとどまらず、何か実践的な経済学、そしてホーチミンの日本人による人間模様、仕事ぶりを学ぶことができる有意義な機会であった。

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